安藤友香 序盤で給水3度失敗も…自ら「ちょうだい」東京マラソンの大迫に学ぶ

 「名古屋ウィメンズマラソン」(8日、ナゴヤドーム発着)

 東京五輪代表の女子1枠がかかるMGCファイナルを兼ねて行われ、初マラソン日本歴代最高タイムを持つ安藤友香(25)=ワコール=は2時間22分41秒で2位だった。優勝は2時間20分29秒の一山麻緒(22)=ワコール=で、東京五輪女子マラソン代表の3人目に入った。

 取れなくても、動じない。腹が据わっていたからこその好走だろう。安藤は、レース序盤で3度も給水に失敗。しかし1度目は主催者側が用意するゼネラルドリンクを手に取り、2度目にとれなかった15キロ付近では、細田あい(ダイハツ)に「ちょうだい」と自ら声を掛けてドリンクを分けてもらった。3度目の20キロ付近では、同門の一山のボトルを受け取った。

 「先週の東京マラソンで大迫(傑)さんが他の選手からもらっているのを見て、自分ももし失敗しても慌てず、とれないものと思って、周りの選手に助けてもらおうと思っていた。あらかじめ見て学んでいた」

 結果としてセカンドベストを更新する快走で2位に入り「本当に色んな人に助けられました」と安藤。会見では「その(給水の)練習もしないといけないのかな」と冗談っぽく笑った。

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