大会中止に「選手はショック」 空手の五輪代表候補が帰国
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となった空手のプレミアリーグ・ラバト大会(モロッコ)に出場予定だった日本選手団が8日、羽田空港に帰国し、組手男子の林晃監督は「選手はショックを受け、寝られない者もいたようだ」と複雑な表情で語った。
世界空手連盟(WKF)五輪ランキングのポイント対象としては日本勢が出場する最後の大会で、結果を受けて東京五輪代表が出そろうはずだった。林監督によると、代表が確定していない組手の男子67キロ級と女子61キロ級の選考は、国際オリンピック委員会と(IOC)とWKFによる予選方式の協議の内容を見た上で判断するという。