レスリング森川美和、涙の惜敗「悔しい」 伊調馨の思い背負うも五輪届かず…

 「レスリング・東京五輪代表決定プレーオフ」(8日、味の素ナショナルトレーニングセンター)

 2階級で行われ、女子68キロ級は16年リオデジャネイロ五輪金メダルの土性沙羅(25)=東新住建=が19年全日本女王の森川美和(20)=日体大=に3-1で勝利し、2大会連続の五輪代表を決めた。

 19年の全日本女王の森川は果敢に攻めたが最後まで土性の守りを崩しきれず惜敗。「悔しい」と、涙した。日体大で、五輪4連覇の伊調馨から連日指導を受け、この日もセコンドについてくれた。5連覇の懸かった五輪を逃した偉大な女王の思いも背負っての戦いだったが、届かず「恩返ししたかった」と、唇をかんだ。伊調からは「また明日から厳しい練習をしよう」と声を掛けられた。「4年後は自分が絶対に」と、24年パリ五輪を見据えた。

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