テニス「BNPパリバ・オープン」開催せず 大坂なおみ出場予定、新型コロナ影響

 米国のインディアンウェルズで3月12日から22日に行われる予定だったテニスツアーの大会「BNPパリバ・オープン」が新型コロナウイルスの影響で開催しないことが日本時間の9日までに大会公式ウェブサイトなどで発表された。

 同大会は男子では「マスターズ」、女子では「プレミア・マンダトリー」と呼ばれる4大大会=グランドスラムに次ぐ規模で、春シーズンではメーンとなる大会の一つ。2週間にわたって開催され、日本からは大坂なおみも出場予定だった。ATPツアーの公式ウェブサイトでは「延期」との表記もあるが、大会公式サイトには、「2020年のBNPパリバオープンは開催しません」とトップページに表示されている。

 開催都市インディアンウェルズを含むカリフォルニア州のコーチェラ・バレーで、新型コロナウイルスの感染症例が確認され、現地で公衆衛生上の緊急事態宣言が出されたことから決断が下されたとしている。

 大坂は自身のツイッターで、悲しげな顔文字とともに、大会公式ツイッターによる発表をリツイートしている。

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