競泳 東京五輪代表選考会「基本的には開催」 無観客かの結論は13日に先送り
日本水泳連盟は9日、都内で臨時の常務理事会を開き、競泳の日本選手権(4月1日開幕、東京アクアティックセンター)の開催方針の決定を13日へ先送りしたと明かした。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くのイベントで中止や延期の動きがある中、当初は9日に通常開催か無観客での開催か、中止するかの決定をするとしていた。同大会は東京五輪代表選考会を兼ねているため、連盟は開催の方針を掲げているが、新型インフルエンザ対策特別措置法改正案が13日に成立する見通しであるため、その内容を踏まえた上で結論を出すとした。13日に臨時の常務理事会を開いて協議し、結論が出なければ16日に再協議するという。
坂元要専務理事は「国から『中止』と言われなければ、五輪選考会なので基本的には開催したい。今の流れだと無観客でしょう」と見通しを語った。