高安が休場 左大腿二頭筋損傷などで4週間の安静加療 鶴竜戦で車いす退場
「大相撲春場所・5日目」(12日、エディオンアリーナ大阪)
元大関で西前頭筆頭の高安(30)=田子ノ浦=が5日目の12日から休場した。日本相撲協会に「左大腿(だいたい)二頭筋損傷、半腱様筋損傷、半膜様筋損傷で4週間程度の保存的安静加療が必要見込み」との診断書を提出した。休場は8度目。
前日の鶴竜(陸奥)戦で負傷し、車いすに乗せられ、病院に直行した。4日目まで4連敗だった。5日目に対戦予定だった関脇朝乃山(高砂)は不戦勝となる。
幕内剣翔(追手風)も5日目から休場を届け出た。「左膝前十字靱帯(じんたい)断裂、左膝半月板損傷、腰椎椎間板ヘルニアで3週間程度の安静加療必要見込み」との診断書を提出した。4日目まで1勝3敗の成績だった。5日目に対戦予定だった幕内碧山(春日野)は不戦勝となる。