小林陵侑「悔しいけど、しょうがない」 W杯ジャンプ残り試合が全試合中止へ
国際スキー連盟は12日にノルディックスキーのW杯ジャンプの残り全試合の中止を発表した。男子の小林陵侑(土屋ホーム)は「悔しいけど、しょうがない」と残念そうな表情を浮かべながら、決定を受け入れた。
個人総合王者として臨んだ今季は3度の優勝を含めて表彰台に8度立った。昨季のような圧倒的な強さではなかったが、個人総合3位とトップレベルで争う力は示した。「苦しんだにしろ、そんなに最悪なジャンプではなかった。いいシーズンだったという印象」と総括した。
女子の高梨沙羅(クラレ)は、なかなか思うような成績が出せなかったが、9日に今季初優勝した。「地道にでも、少しでも前に進んでいくことが大事」と試行錯誤が続いた今季を振り返った。