競歩、池田と藤井が初の五輪代表 20キロ、高橋も確実

 東京五輪代表選考会を兼ねた陸上の全日本競歩能美大会は15日、石川県能美市の日本陸連公認コースで行われ、20キロの男子は21歳の池田向希が1時間18分22秒で初優勝して日本陸連が定めた条件を満たし、初の五輪代表に決まった。

 昨秋の世界選手権6位の池田は、17キロ手前から高橋英輝と一騎打ちになり、終盤に突き放した。20キロでは世界選手権を制した山西利和に続く代表入りで、7秒差の2位に入った高橋も2大会連続の五輪出場を確実にした。3位は50キロで五輪代表の鈴木雄介。

 女子は世界選手権7位の藤井菜々子が1時間33分20秒で初制覇し、初の五輪代表入りを決めた。

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