東京五輪予選の体操W杯も中止 英国大会、新型コロナ拡大で
【ジュネーブ共同】英国体操協会は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、体操の東京五輪予選を兼ねる28日の個人総合ワールドカップ(W杯)シリーズ第3戦、バーミンガム大会を中止すると発表した。日本は男子の萱和磨と女子の畠田瞳(ともにセントラルスポーツ)が出場予定だった。同協会は6月末までの英国内での全大会を取りやめるという。
日本協会はW杯シリーズの結果次第で五輪代表決定の可能性がある選考基準を定めているが、全4戦のうち第2戦ドイツ大会を含む2試合が中止。五輪テスト大会を兼ねる有明体操競技場での第4戦の東京大会(4月4、5日)は無観客での準備を進める。