組織委・森喜朗会長 バッハIOC会長との直電明かす「5月に会いましょう」
東京2020組織委員会の森喜朗会長が17日、都内で取材に応じ、新型コロナウイルスの影響で、東京五輪の延期や中止が取りざたされていることについて、予定通りの開催について「われわれの使命」と話し、7月24日の開幕を強調した。
「IOC(国際オリンピック委員会の)バッハ会長もそういう方向でおられる。時々電話もある。一昨日も私の携帯に電話がかかってきていた。『5月に会いましょう、広島で会いましょう』と。彼も来て、広島に行くことを楽しみにしている」。バッハ会長は東京五輪の聖火リレーが広島市を巡る5月18日に現地を訪れ、原爆死没者慰霊碑で献花する予定となっている。
同会長は続けて「何らIOCの幹部は変更することを考えていない。私も当然それに従って進めていくこと」と話し、予定通り今夏の五輪開催を目指していると口にした。