スペイン五輪委会長、延期求める 感染拡大で練習できず「不平等」
スペイン・オリンピック委員会のブランコ会長は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で自国選手が練習できず「不平等な状況が生じる」とし、東京五輪を延期すべきだとの見解を示した。ロイター通信が報じた。
国際オリンピック委員会(IOC)は同日の臨時理事会と各国際競技連盟(IF)との合同会議で「抜本的な決定は必要ない」とし、予定通り開催する方針を再確認。しかしこれを受け「世界中で日々、心地よくないニュースが流れている。開幕まで残り4カ月で公平な条件の下、選手が五輪まで到達できない」との認識を示した。(共同)