コロナ禍東京五輪 海外メディアが続々延期濃厚報道 英タイムズ紙「90%確実」
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、開幕まで5カ月を切った東京五輪の開催が不透明な状況となる中、国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会、日本政府が主張する「予定通り」の開催に、反発する声が選手、関係者から上がり始めた。海外メディアも「延期」が濃厚との見方を強めている。
英タイムズ紙は18日、英国のスポーツ上層部が、東京五輪の開催延期について「90%確実」と見ていると報じた。
AP通信は17日、「2021年の東京五輪に備えましょう」というコラムニストの記事を配信。主要大会、各国メジャースポーツの延期、中止が相次いでいる中、「IOCはほぼ確実に初めて夏季五輪を遅らせることを強いられるだろう」と分析。その上で「最適な時期は来年だ」と、1年の延期が妥当とした。