IOC「理想的な解決策ない」 五輪予選巡り選手と意見交換

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は18日、新型コロナウイルス感染拡大で東京五輪予選の中止が相次いでいる事態を受け、各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)の選手委員会と電話会議で意見交換した。7月24日開幕を譲らない姿勢に批判が出る中、IOCは「現状では理想的な解決策はない。だからこそ選手に責任と連帯を求めている」との談話を出した。

 予定通りの開催方針を再確認した17日のIOC臨時理事会を受け、IOC委員でもあるアイスホッケー女子でカナダの五輪金メダリスト、へーリー・ウィッケンハイザー氏は「無神経で無責任な行為」と厳しく断じていた。

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