紀平梨花 新型コロナの影響で「練習するところがない」世界選手権中止は「仕方ない」
フィギュアスケート女子の紀平梨花(17)=関大KFS=が19日、フジテレビ系「直撃!シンソウ坂上特別編 新型コロナウイルス緊急生放送」に出演し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「日本だけじゃなく、海外も練習するところがない」と練習場が確保がままならない現状を明かした。
今季の集大成となるカナダ・モントリオールでの「世界選手権」は新型コロナの影響で中止となった。中止が発表されたのと同じタイミングで浜田美栄コーチ(60)から知らされたという紀平は「世界選手権にピークをもっていくように今シーズンはしっかり練習してきたので、少し残念です」としながらも、「コロナウイルスがものすごい威力なので仕方ないかなと思います」とも話した。
それでも「私と一緒に浜田コーチの下で練習しているユ・ヨンちゃんという韓国の選手がいるんですが、『泣いてしまった』と浜田コーチから聞きました」と明かした。
世界選手権の中止決定後もカナダで練習を続けたが、「最後の3日間は(練習場が)空いてなくて、3日間練習できないまま日本に帰国しました」と話していた。