独、英も延期を要求 東京五輪
【ベルリン共同】新型コロナウイルス感染拡大の深刻化を受け、ドイツ・オリンピック委員会のヘアマン会長が東京五輪を「少なくとも1年延期することが望ましい」と述べたと、同国の公共放送ARDが23日、伝えた。ロイター通信によると、英国オリンピック委員会のロバートソン会長も同日、五輪が延期されなければ参加しない意向を示した。
ヘアマン氏は、国際オリンピック委員会(IOC)が五輪の延期を含めて検討するとした方針を歓迎した上で、今秋への延期では安全面を確保できないと指摘した。既にカナダ、オーストラリアのオリンピック委員会も同様の方針を示している。