レスリング川井姉妹、五輪延期に「姉妹でのメダル獲得という目標は変わらない」

 東京五輪のレスリング女子57キロ級代表の川井梨紗子(25)=ジャパンビバレッジ、妹で62キロ級代表の川井友香子(22)=至学館大、53キロ級代表の向田真優(22)=至学館大=が25日、東京五輪の一年程度の延期が決まったことを受け、至学館大を通してコメントを以下の通り発表した。

 川井梨紗子「4年前のリオ五輪が終わってから、東京オリンピックで2連覇すること、妹と2人で金メダルを獲得することを夢みてここまで努力してきましたが、世界中で新型コロナウイルスが拡大している今、延期という判断は間違いではないと思います。延期となった今、アスリートとして大会開催を望むよりも一刻も早いコロナウイルスの終息を願い、オリンピックのために1日1日準備することだけだと思います」

 川井友香子「延期とはなりましたが、東京オリンピックで姉妹でのメダル獲得という目標は変わりません。新型コロナウイルスが一日も早く終息し、誰もが不安のない環境でオリンピックを迎えられればと思います。今は目標に向け日々できることに集中したいと思います」

 向田真優「どんな決断をされても、1日1日を大切に過ごしてオリンピックに向け準備をしていきたいです」

 3人は愛知県大府市の至学館大を練習拠点としている。

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