競泳・日本選手権が中止 一時は開催表明に選手・関係者から疑問の声も

 日本水泳連盟が25日夜、一度は開催する方針を示していた日本選手権(4月2日開幕、東京アクアティクスセンター)の中止を決めた。東京五輪選考会を兼ねている今大会の開催がいったんは報じられると、すぐに萩原智子氏ら五輪代表経験のある選手から反発の声があがった。

 萩原氏は自身のツイッター(@swimmerhagitomo)で「正直、この決定に驚いています」と疑問視するツイートをしていた。

 また、2大会連続で五輪に出場している松本弥生は、ツイッター(@yayoi_matsumoto)で「この状況で本気で言っているのですか?????」と疑問を呈していた。また、中止の発表を受けて「決断していただきありがとうございました」という投稿をしている。

 水連は開催方針を表明した際は、理由の一つに「選手・指導者の皆さんの強い要望です」と説明していた。小池百合子都知事が、週末に不要不急の外出をしないよう求めた記者会見は、開催方針発表の後に行われたとはいえ、ちぐはぐな印象が残る。

 今後、いつ開催するかについては、強化担当の間で話し合うとしている。

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