Bリーグ今季打ち切り 約3割の日程未消化のまま…心身の健康を最優先

 バスケットボール男子のBリーグは27日、ポストシーズンを含めた今季の残るリーグ戦を全て中止すると発表した。B1ではレギュラーシーズン約3割を未消化のまま今季終了となった。

 選手会とも協議を重ねた上で、この日の理事会で決定したといい、大河正明チェアマンは「選手やコーチ、クラブ関係者の心身の健康を最優先させていただいた。選手や関係者を危険にさらすわけにはいかない」と説明した。

 今季優勝チームはなく、各地区の順位が確定。降格は実施せず昇格は2クラブとし、来季はB1が20チーム、B2が16チームとすると決まった。4月に行われる審査でB1クラブライセンスが認められれば昇格する。

 Bリーグは2月26日にリーグ戦の延期を決定。3月14日から無観客で再開したが、その後3月20日から4月1日までのリーグ戦中止を決めていた。

 なお、会見は新型コロナウイルス感染拡大防止策としてオンライン上で行われた。

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