JOC沢野アスリート委員長、五輪1年延期を歓迎
日本オリンピック委員会(JOC)のアスリート委員会委員長を務める陸上男子棒高跳びの沢野大地(39)=富士通=が1日、新型コロナウイルス感染拡大により、東京五輪の1年延期が決まったことを受け、テレビ会議形式で取材に応じた。
31日に国際オリンピック委員会(IOC)が行った各国NOCのアスリート委員会との電話会議に出席した沢野委員長は「アスリートとはいえ、人命よりも最優先されるものなどない。自分自身現役として練習を続ける中で、中止か延期か不安だった。ゴールが見えたことでスタートを切ることができるし、不安は少なからず払拭(ふっしょく)された」と、決定を歓迎。各国委員からは出場権の扱いなどについての質問が出たという。