横綱鶴竜「まず個人が予防を」 力士会長、改めて注意点
大相撲で力士会会長を務める横綱鶴竜は2日、東京都墨田区内で取材に応じ、新型コロナウイルス感染拡大が続く現状に「まずは手洗いやマスクをするなど、基本的なことから個人がしっかり予防していくしかない」と改めて注意点を挙げた。
初の無観客で開催した3月の春場所は力士ら日本相撲協会関係者から感染者を出さず、全日程を無事に終了した。協会は力士らに毎日2度の検温実施や不要不急の外出自粛などを通達し、徹底した感染防止策を講じた。
協会は夏場所の実施形式などを模索中。今後の対策について、鶴竜は「力士会でもいろんな意見が出ると思う。それを聞いてから」と述べるにとどめた。