三重で塚原氏と懇親会参加の女性がコロナ陽性に 一方で“小学生感染”デマが拡散

 三重県の鈴木英敬知事は3日、自身のフェイスブックを更新し、桑名市在住の40代の女性が新型コロナウイルス感染したことを発表した。

 女性はすでに新型コロナウイルスに感染したことを公表している陸上の08年北京五輪男子400メートルリレー銀メダリストの塚原直貴氏が参加したイムラアスリートアカデミー主催の陸上教室(3月28日)の前日27日に同市内で行われた懇親会に参加。鈴木知事によれば「行動歴や潜伏期間を考えれば、その際に感染した可能性が高い」という。同懇親会には関係者10人が参加していた。

 未就学児と小学生などが参加した陸上教室の接触者とみられる81人と、念のため検査を行うことになった24人の計105人のPCR検査は順次進められており、すでに52人は陰性となっている。残る52人は3、4日ですべて検査を完了させる予定だという。

 陸上教室参加者を巡っては、SNSなどで「鈴鹿市の小学生に陽性が出た」「医療関係者で陽性が出た」などのデマが拡散しているとする鈴木知事は、「全く事実に基づかないデマが拡散されています。県民の皆様におかれましても、正しい情報に基づいて行動すること、根拠が不明な情報の拡散はしないことにご協力ください」と、注意喚起した。

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