ラグビー・田中史朗が思い語る 終息した時に再び応援して
ラグビーのW杯日本大会の日本代表で活躍したSH田中史朗(35)=キヤノン=が電話取材に応じ、新型コロナウイルスの感染拡大で中止となったトップリーグ(TL)などについて語った。
W杯の熱気を受けたシーズンは15節中6節で無念の終了。「1、2試合だけでなく、毎試合多くの人に楽しんでもらって感動だった」。しかし、夢のような日々は想定外の見えない敵に打ち砕かれた。
3月下旬からはチームも個人練習だけとなった。体を動かすため、自宅ガレージで笑顔の子供たちとダッシュを繰り返す。「元気をもらっている。家族のおかげで今を乗り切ることができる」と感謝しつつ、「自分ができることは最高のプレーができるように準備すること。ファンも我慢が大事。終息した時に再びラグビーを応援してもらいたい」と呼び掛けた。