世界フィギュア代替開催…海外メディアは「高い確率で開催されない」16日に検討

 国際スケート連盟(ISU)は8日、新型コロナウイルスの感染拡大により中止となったフィギュアスケートの世界選手権(3月・モントリオール)の代替開催について、今月16日にテレビ会議方式での理事会で協議することを発表した。ISUは中止決定の際に「10月以降の年内に開催できるか検討する」としていた。

 ただ、今回の声明で「可能性はパンデミックの状況による」としており、感染状況の改善がみられることが条件になる。10月からは2020-2021のGPシリーズなど新シーズンが本格的に始まることもあり、ロシア「タス通信」は、専門ジャーナリストの見解などから「高い確率で開催されない」とみている。

 3月の世界選手権には、日本からは男子で五輪2連覇王者の羽生結弦(ANA)、平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)、田中刑事(倉敷芸術科学大院)、女子は紀平梨花(関大KFSC)、宮原知子(関大)、樋口新葉(明大)らが出場を予定していた。

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