バスケットボール男子のＢリーグ１部（Ｂ１）大阪エヴェッサは９日、新たに４人の選手が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。同クラブは２日に選手１人の感染を発表したのを皮切りに、これまで選手７人、関係者１人の感染を公表していたが、これでチーム内での感染は合計１２人（選手は１１人）となった。プライバシー保護のため、感染者の氏名は公表しないとしている。

　選手５人が３月２４日に行われたチーム外部を含めた計１２人による食事会に参加。その後、外部の１人にコロナウイルス感染が発覚し、その後、多数の選手の感染も判明。この食事会で集団感染した可能性が高く、その後のチーム練習などで感染が広がったとみられる。

　同クラブの選手登録数は１５人で、半数以上が感染する事態となった。安井直樹代表取締役は「このたび、大阪エヴェッサから新たに４名の選手の新型コロナウイルス感染症の陽性判定を確認いたしました。各選手の容態は軽症と聞いております。日々、スポーツ界全体に多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません」と、謝罪。「現在は保健所の方にご協力をいただきながら、日々、検査が受けられている状況でございます。引き続き、保健所の指導の下、選手・チームスタッフのＰＣＲ検査を実施する方向で調整を進めてまいります」と、コメントした。