Bリーグ大河チェアマン「来季は耐える1年」 状況次第では21年1月の開幕も想定
バスケットボール男子Bリーグの大河正明チェアマンが9日、オンラインで取材に応じ、今季は途中終了となったことを受け「来季は耐える1年間になる。(1部、2部の)36チームが必ず生き抜くことが大事」と語った。
各チームの資金繰りを最大の懸念とし、各自治体からの無担保融資制度の活用などを指導したという。「(今季比で)15%か20%ぐらいコンパクトな予算でやるところは多いと思う。今までは拡大均衡、強いもの勝ちで来たが、共存しないといけない」と述べた。
来季は10月開幕予定だが、新型コロナウイルス禍の状況次第では21年1月の開始も想定している。無事に開幕を迎えた際には発光ダイオードを用いた特別コートが話題を集めた16年開幕戦を上回る演出を目指す。「インパクトを残して、Bリーグ復活を印象づけしたい」と力を込めた。