張本勲氏、大相撲夏場所「やめてもらいたい」新型コロナは「人類の戦争」
野球評論家・張本勲氏が12日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演。世界で拡大する新型コロナウイルスについて「世界人類の戦い、戦争だと思ったほうがいい」と訴えた。
この日のスポーツコーナーも、新型コロナ関連のニュースが相次いだ。沖縄では高校野球の春季大会を無観客で準決勝までやっていたが打ち切りに。この話題に「やらないほうがよかった。子供に危険をおかすようなことは。危険な行為は、団体競技はやらないほうがいい」と慎重な意見を述べ、球児の心情についても「当然ですよ。みんなかわいそう」とうなずいた。
大相撲では幕下以下の力士に感染者が初めてひとり出た。5月24日に始まる予定の夏場所について、相撲ファンの張本氏は「この時期どうなっているか分からないが、やっぱりやめてもらいたい。相撲好きはみんなやってもらいたいが、9割方、大丈夫かなと思っている」と述べた。
続けて、「相撲協会は貯蓄多いんですよ。大変なお金を持っている。額も知っている。弟子600人くらいいる。そういう人たちに危険をおかすことはしないほうがいい」と強く訴えた。