東京五輪のボクシングでは、日本女子として初めて並木月海(21)=自衛隊、入江聖奈(19)=日体大=の2選手が五輪のリングに上がる。
01年に日本アマチュアボクシング連盟(現日本ボクシング連盟)が女子の登録を認可し、国際大会への出場が可能になった。初めて五輪種目となった12年ロンドン、続く16年リオでも日本女子は予選で敗れて五輪出場権を得られず。東京五輪へは3月のアジア・オセアニア予選でフライ級・並木とフェザー級・入江がともに準優勝し、自力で出場枠を獲得した。並木は18年世界選手権銅メダル。入江は今予選で19年の世界女王を判定で下している。