新型コロナウイルスの影響で中断中のＮＢＡと米スポーツ専門局ＥＳＰＮが協力して開催した１６選手によるテレビゲーム大会「ＮＢＡ２Ｋトーナメント」の決勝は１１日（日本時間１２日）、行われ、第５シードのデビン・ブッカー（サンズ）が同僚で第１０シードのディアンドレ・エイトンを破って優勝した。

　準々決勝でウィザーズの八村に完勝したデビン・ブッカー（サンズ）はこの日行われた準決勝でクリッパーズのハレルに勝って決勝進出。３回戦制の決勝では第１戦でロケッツを操って７２－６２で先勝し、第２戦ではナゲッツを選択して７４－６２で連勝した。

　ＥＳＰＮ（電子版）によると、プライベートでｅスポーツチームに所属し、ゲームソフト「コール・オブ・デューティ」の大会にも参加するほどの腕前をもつブッカー。今回のトーナメントでも１回戦から決勝まで５試合すべて２桁得失点差で勝って圧倒的な強さを見せつけた。

　優勝賞金１０万ドル（約１０８０万円）は新型コロナウイルス感染防止支援として寄付される。