メドベージェワ主演の「セーラームーン」アイスショーが1年延期 賛否の早期来日も
フィギュアスケート女子の18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(20)=ロシア=が主演を務める予定だったアイスショー「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」(6月・横浜)の1年延期が15日、主催者から発表された。主催者は「新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、開催の可否について検討を重ねてまいりましたが、お客様・出演者・スタッフの安全と予防・拡散防止を考慮し、開催を延期することに決定いたしました」と、説明した。「セーラームーン」の公式ツイッターは「開催を1年延期することに決定いたしました」とした。
メドベージェワは主催者を通じ「この度、プリズム・オン・アイスの延期が決まりました。今年6月に皆様の前でパフォーマンスができないことは残念ですが、来年6月に戻ってきます。それまでの間、是非プリズム・オン・アイスを楽しみに待っていてください!私も皆さんとお会いできることをとても楽しみにしています!!皆さんのご健康と無事を心よりお祈り申し上げます」と、コメントした。
メドベージェワはアイスショーに向けて、練習拠点のカナダ・トロントからすでに来日。4月3日からカナダからの入国が拒否されるために早期入国していたが、無念の延期となった。
メドベージェワは「セーラームーン」の大ファンであることを公言しており、2月の発表会見の際にはセーラームーン姿で登場し、決めポーズ。「最初オファーが来たときはビックリしました。これから本物に近づいて演技できるように頑張っていきたい」と話すほど、このアイスショーに意欲的に取り組んでいた。ただ、日本でも感染拡大が進み、イベントの中止、延期が相次いでおり、先行きが見通せない中での来日にはインターネット上で賛否の声が挙がっていた。