全柔連 事務局職員の半数がコロナ感染 新たに2人陽性で計19人
全日本柔道連盟(全柔連)は16日、新たに事務局職員2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2人は14日にPCR検査を受けていた。これで、全柔連の感染者は計19人。中里壮也専務理事を含めた事務局職員39人のうち、約半数に感染が広がる事態となった。
全柔連は今月4日以降、東京都文京区の講道館にある事務局内で感染が広がっており、これまでに26人が発熱を訴え、22人がPCR検査を受けている。
事務局は3月30日から原則閉鎖としていたが、4月に開催予定だった大会の可否を判断する会議や業務があったことから、各職員は上長に許可をとる形で出勤していたという。感染が判明して以降、今月6日には消毒措置がとられている。
また、現時点で、選手や指導者からの感染報告はないという。