全柔連、5月15日に五輪代表協議へ インターネット会議で

 柔道の東京五輪代表選手の処遇や唯一代表が決まっていない男子66キロ級の選考方式を協議する全日本柔道連盟の常務理事会と強化委員会が、5月15日にインターネット会議で開かれることが25日、分かった。当初は4月15日の予定だったが、役職員19人の新型コロナウイルス集団感染の影響で延期されていた。

 柔道の五輪代表は2月末までに男女13階級で決定しており、現場からは代表権を維持するかどうかの迅速な判断を求める懸念の声が上がっている。丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(パーク24)の新旧世界王者が競る男子66キロ級は4月4、5日の最終選考会の全日本選抜体重別選手権が延期され、新たな日程の見通しは立っていない。

 両会議後に行われる理事会が正式決定の場となる。

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