大相撲 新弟子検査は5・12 夏場所開催は「状況を見ていくしか」

 「大相撲夏場所」(5月24日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は27日、延期になっていた新弟子検査を5月12日に行うことを発表した。当初は4月28日に実施する予定だった。新型コロナウイルスの影響で夏場所開催を2週間延期し初日が5月24日に変更。感染状況を見極め開催の可否を判断していく。新弟子検査も今後によっては再変更の可能性がある。

 夏場所の番付が発表されたこの日、芝田山広報部長(元横綱大乃国)が電話での代表取材に応じた。開催の見通しに関し「番付が発表されたからといって見通しが良くなったということではない。昨日と変わらず、状況を見ていくしかない」と、説明した。

 通常なら番付発表後、稽古も本格化していくが、2週間開催を延期したため初日までまだ1カ月弱ある。協会は各部屋にぶつかり、申し合いなど接触を伴う稽古を自粛するよう指示しているが、28日以降も継続する方針。

 同部長は「協会としては、理事長から言われている通り、接触を避けるような形での稽古を続けてくださいという理事長からの通達がある。各部屋の師匠がある程度判断していかないといけない。協会側が全部どうこうではなく、委託されている部屋の親方が見極めた上で稽古していくことが大事」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス