卓球Tリーグ、ファイナル中止に 新型コロナで延期
卓球のTリーグは28日、テレビ会議で理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた、男女の上位各2チームによるファイナルの中止を決定した。今季の順位は2月に終了したレギュラーシーズンの成績通りとし、男子の東京、女子の日本生命が優勝となった。ともに初年度からの2連覇。
松下浩二理事長によると、3月に両国国技館で予定されていたファイナルの入場券は満員が期待できる売れ行きだったそうで、損失は1千万円ほどになるという。「契約が切れた選手や、移籍してしまった選手もいる。本当に残念だが、延期ではなくて中止で満場一致となった」と説明した。