渋野日向子がJOCスポーツ賞の最優秀賞 特別賞にバド桃田と競泳瀬戸、表彰式は延期
日本オリンピック委員会(JOC)は28日、ウェブによる理事会を開催し、昨年度の活躍をもとにJOCスポーツ賞を選定した。最優秀賞にはゴルフ女子で日本人42年ぶりのメジャー制覇を達成した渋野日向子(サントリー)が選出された。ゴルフ選手の最優秀賞獲得は史上初。特別賞には競泳世界選手権2冠の瀬戸大也(ANA)とバドミントン世界王者の桃田賢斗(NTT東日本)が選ばれた。
表彰式は6月に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響により延期する。
また、東京五輪の1年延期を受け、大幅に減額した今年度の予算案を承認した。ウイルスの終息のメドが立たず、来年度の状況が見通せない中、「できる限り来年度に繰り越せるように、節約して執行していく」(福井専務理事)とした。