伊藤美誠、相棒・水谷隼と“疎遠”も不安なし「やらなくてもできちゃう」
卓球女子で世界ランク2位の伊藤美誠(19)=スターツ=が7日、オンラインで取材に応じた。新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続く中での近況や心境について語り、「すごく大変な時期ではあるんですけど、私は来年に向けて頑張れています」と21年夏に延期となった東京五輪に向けて気持ちを新たにしていた。
伊藤は、東京五輪の混合ダブルスで水谷隼(30)=木下グループ=とペアを組むことが決まっている。しかし現在、代表合宿の拠点である東京・味の素ナショナルトレーニングセンターが使用停止となっており、各自での自己調整を余儀なくされている。
母美乃りさんを通じて水谷の近況を聞くことはあるものの、伊藤自身は連絡を取っていないという。約2カ月も疎遠となっているが、幼少期から家族ぐるみで親交がある間柄。「私たち(一緒に練習を)やらなくても、たぶんできちゃう方なので(笑)。試合の時でも全然練習しなくて、試合の2、30分前にパンっとやって試合に入っちゃう選手なので、そこは本当に全く心配していない」と、金メダルに一番近いともされる“相棒”とのペアに自信をのぞかせた。