ラグビー新リーグ、21年秋の開幕見直し、延期へ「コロナの終息次第」
日本ラグビー協会は11日、オンラインで新リーグ準備室メディアブリーフィングを開催。2021年の秋開幕を目指していた新リーグについて、同協会理事の谷口真由美新リーグ法人準備室室長は「(東京)オリンピック、パラリンピックが延びるということは必然的に後ろ倒しになっていく」と延期となる見通しを説明した。
東京五輪期間に秩父宮ラグビー場は駐車場となり、芝生を一度撤去することからも2021年の9月は難しいとし、「年明け以降(22年)にも」と新たな開幕時期を想定している。「コロナの終息しだい。こちらがいつやりたい、というより外的要因」と現状を話した。
また、4月30日に新リーグ参入に関する文書提出を一度は締め切った。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて5月に締め切り日程を再設定し、政府より発令された緊急事態宣言解除後、1カ月までと締め切りを延長している。
新リーグでは「運営はプロ化」と各チームに興行権が移り、地域に根ざしたあり方を目指す。3つのディビジョンに分けてリーグ運営をしていく方針だ。