東京五輪・パラリンピックのオフィシャルショップ 銀座など89店舗中5店舗閉店へ
東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、インターネットで会見し、全国のオフィシャルショップ89店舗のうち、5店舗を閉店すると明らかにした。対象となるのは横浜東口店(6月2日)、銀座店(5月31日)、新宿東口店(5月31日)、心斎橋店(5月31日)、上野店(5月31日)。あべのハルカス店は2階の売り場が5月31日に閉店し、16階は継続する縮小措置を取る。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、組織委はライセンス契約を締結した販売事業者、および該当商業施設の方針に従って、営業時間の短縮、休業等の対応を行っているとして、一部店舗の閉店が決まった。組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「閉店にあたっては、販売事業者の判断の下、組織委としても協議を重ねた結果」と説明した。
ライセンスの収入目標として140億円を掲げており、高谷氏は「新型コロナウイルスの情勢に最大限配慮しながら、引き続き展開して参りたい」と、今後の見通しを語った。