高田川部屋の勝武士さんがコロナ感染で死去 28歳 4月10日に角界で初めて陽性
日本相撲協会は13日、高田川部屋に所属する三段目の勝武士幹士さん(本名・末武清孝)がコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去したことを発表した。28歳だった。山梨県甲府市出身、07年春場所で初土俵を踏み、最高位は東三段目11枚目。
高熱のため4月8日に都内の大学病院に入院。症状が悪化し同9日に大学病院に転院し、翌10日にPCR検査受け角界で初めて新型コロナウイルスに感染が確認された。病状が悪化し、同19日から集中治療室で治療を受けていたがこの日午前0時30分、息を引き取った。
高田川部屋では師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山の感染が確認され、入院治療後、すでに退院している。