韓国の五輪強化拠点“コロナ第2波”で再開保留と報道

 韓国の大韓体育会が14日、新型コロナウイルスの影響により閉鎖されている五輪強化拠点・鎮川選手村の再開について保留することを決定したと、「朝鮮日報」などが報じた。当初は11日から選手たちの入村を認める予定だったが、ソウルのナイトクラブで新型コロナウイルスのクラスターが発生したため、延期された。

 韓国では同ウイルスの日ごと新規感染者が一ケタ台に減り、6日に一部外出規制などが緩和された。それを受け、当初は11日から検査を通過した選手を入村させ、柔道、レスリング、卓球、バドミントンなど9種目360人の練習再開を許可する予定だった。ただ、ソウルのナイトクラブで集団感染が発生。この日までに100人を超える感染者が判明し、クラブに出入りした人は7~8000人にのぼるとされることから、第2波への緊張感が高まり、延期を余儀なくされた。

 五輪の強化拠点については、各国で再開の動きが出てきており、日本でもアスリートの中で、現在、事実上閉鎖されている味の素ナショナルトレーニングセンター、国立科学センターの再開への要望が高まっている。

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