ラグビー日本代表イングランド代表戦など3試合中止 ジョセフHC「やむを得ない」
日本ラグビー協会は15日、国際試合の日本代表対ウェールズ代表戦(6月27日、静岡・エコパスタジアム)、イングランド代表戦(7月4日、昭和電工ドーム大分、同11日、ノエビアスタジアム神戸)の3試合を中止にすると発表した。
日本協会は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、国際統括団体のワールドラグビー、ウェールズ協会、イングランド協会と協議。試合に向けた万全な準備と安全な運営が担保できないことから中止を決定した。
日本代表は11月14日にスコットランドと、21日にアイルランドとともに敵地で対戦する。
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは日本協会を通じて次のようにコメントした。
「貴重な対戦機会が失われ、今年の日本代表活動を開始できないことは残念ですが、世界的なコロナウイルスの感染状況を考えるとやむを得ないことであり、今は家にいて家族とともにいる時間だと考えています。
選手たちにはできるだけベストコンディションを維持するためのプログラムを渡してありますが、何よりも大切なのは、このとても困難なときに彼らが安全に、そして健康で家族とともにいることです。
いつも応援下さる日本のラグビーファンの皆様の健康をお祈りしつつ、また近くお目にかかれますことを楽しみにしています。共にこの難局を乗り切っていきましょう」