ラグビーウェールズ戦&イングランド戦の中止発表 23年W杯への“新チーム”試せず

 日本ラグビー協会は15日、新型コロナ感染拡大の影響を受け、今夏の国際試合ウェールズ戦(6月27日・静岡スタジアム)、イングランド戦(7月4日・昭和電工ドーム大分、同11日・ノエビアスタジアム神戸)の3試合を中止すると発表した。国際統括団体ワールドラグビー(WR)、各国協会と協議を重ね、試合に向けた万全な準備と安全が担保できないことから決断に至った。

 日本代表にとっては初の8強入りした19年W杯日本大会以来の始動となるはずだった。強豪国相手に23年W杯へ“新チーム”を試す貴重な機会を失う形となり、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「今年の日本代表活動を開始できないことは残念だが、感染状況を考えるとやむを得ない」とコメントした。

 選手たちには、すでに状態を維持するためのプログラムが渡されている。今後の新たな日程は、各国の状況を踏まえ、WRによる「ラグビー活動の再開に関するガイドライン」に準じ検討される。

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