池江璃花子 短髪姿を披露「初めてこの姿をお見せします」「小さな希望になれば」
白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19)=ルネサンス=が18日、自身のSNSを更新。ウイッグを外し、病気の影響で短くなった髪型を初めて披露し、メッセージを送信した。
「今日、みなさんに初めてこの姿をお見せします。白血病の闘病生活中、私に強さをくれた皆さんに。私にとっては、生きていることが奇跡です。ここにいられることが、まるで奇跡のようです。
1年前、私は自分自身との戦いに、絶対負けないと誓いました。そして家族や友人、温かい応援をくださった皆さんのおかげで、病気を乗り越えることができました。
今のありのままの自分を見てもらいたいという私の気持ちを、SK-IIは大事にしてくれました。私の心の準備ができた時に、私らしいやり方で。回復への道のり、少しずつ前進していく姿を、メッセージとして発信することをサポートしてもらい感謝しています。
現在、世界中が不安で辛い日々を送っています。このメッセージが、アスリートの仲間にとっても、また同じように苦難と戦っている誰かにとっても、小さな希望になればうれしいです。
私たちは一人ではありません。恐れのない日が一日でも早く来ますように。どんなトンネルにも必ず出口はあります。みんなで乗り越えていきましょう。
池江璃花子」
池江は19年2月に白血病と診断された。約10カ月の入院を経て、3月には406日ぶりにプールに入るなど回復。その間、献血を呼びかけるなど精力的に活動もしてきた。