東京五輪、大幅規模縮小も IOCと組織委が200のコスト削減プラン作成 英紙
英「タイムズ」紙は21日、新型コロナウイルスの感染拡大により来夏への延期が決まった東京五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)と、組織委員会が大幅なコスト削減を検討している、と報じた。
「節約のため、東京五輪が縮小」と題し、「主催者が大幅なコスト削減策を検討しており、来年の東京で剥がされたオリンピックが上演される見通しが明らかになってきた」と、報じた。延期に伴う追加費用は3500億円と推定。すでに明らかになっているオリンピック、パラリンピックの開閉会式を合同で行うことなどを含め、IOCと組織委は約200のコスト削減オプションのリストを作成しているという。
IOCのバッハ会長は20日の英BBCのインタビューで、コスト削減の必要性を訴えており、「大会は明らかに違うものになるし、ならないといけない。不可欠なものに集中する。何事もタブー視すべきではない」と、話している。