ラグビー名手・カーターが神戸製鋼退団 元NZ代表、18~19シーズン最優秀選手
ラグビーのトップリーグ、神戸製鋼は22日、元ニュージーランド代表の世界的名手、SOダン・カーター(38)の退団を発表した。チーム加入1季目の2018~19年シーズンに15季ぶりのトップリーグ制覇と18大会ぶりの日本選手権優勝に導く活躍を見せ、リーグ最優秀選手に選ばれた。チームを通じて「新しいカルチャーをつくることができてうれしく思っている。とても良いチームへと進化しており、この先も明るい未来が待っている」などとコメントした。
同国代表で史上初のW杯2連覇を果たし、国際統括団体ワールドラグビーの最優秀選手に3度輝いた。トップリーグ連覇を狙った今季、開幕から6連勝したチームをけん引したが、新型コロナ感染拡大の影響で中止となり、帰国していた。元同国代表SHのアンドリュー・エリス(36)も退団する。