SNS誹謗中傷 高梨沙羅「時にナイフのよう」本田真凜「嬉しい言葉より力が強い」
女子プロレス「スターダム」は23日、所属する木村花さんが同日に死去したことを発表した。22歳だった。木村さんは人気テレビ番組「テラスハウス」に出演中で、SNSなどで多くの誹謗中傷が届いていたとされている。多くの女性アスリートもSNSなどでの中傷に対して思いを綴った。木村さんの早すぎる死を受けてとみられる。
スキージャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)は、インスタグラムのストーリー機能を更新。「言葉は人を癒やし、時にナイフのように人を傷つけてしまう。受け取る側によって感じ方も大小変わってしまう。だからこそ言葉を発する前に一瞬でも相手のことや、先のことを考えなくてはならないんじゃないかな。でも、実際その余裕がないことが多いんですよね。会話をしてる時は少しでも相手に思いやりを持って話せたら素敵だなって思います。心に余裕がない時は他にストレスをぶつけがちだけどその時間やエネルギーがあるなら自分を磨く為に、頑張る自分を愛する為に使ってほしいです。時間の使い方は個人の自由だけど、限りのある時間は大切に人を傷つける為じゃなく自分の為に。大切な誰かのために」と、長文で思いを綴った。
フィギュアスケート女子の本田真凜(JAL)もインスタグラムのストーリー機能を更新。「気にしたらダメだと、スルーしようと心掛けても、沢山の嬉しい言葉より、1つの誹謗中傷の方が圧倒的に力が強い。そう思います」と、綴った。