NBAスター選手、飲食店でチップ11万円 店員「震えてうれし涙出た」
NBAでリバウンド王を3回獲得しているキャバリアーズのアンドレ・ドラモンド(26)がフロリダの飲食店で自身のテーブルを担当した給仕係に1000ドル(約10万8000円)のチップ(心付け)を出した、と25日(日本時間26日)、米スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。
今季年俸2700万ドル(約29億円)のドラモンドは24日にフロリダ州デルレイビーチのステーキ店を訪問。米国では通常、食事代の10パーセントから20パーセントをチップとして給仕係に渡すが、同選手は食事代(164ドル25セント、約1万8000円)の6倍ものチップをはずんだという。
同店はインスタグラムで同選手の署名入りのレシートの写真を投稿。「彼が残したもの(レシート)を見て体が震え、嬉しくて涙が出ました」のウエイトレスの感想とともに感謝の気持ちをつづった。
同サイトによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響でフロリダ州パームビーチ郡の飲食店は2週間前から収容可能人数の25パーセントの店内飲食を許可された。先週には元NFLのチャド・ジョンソンが同州の飲食店で37ドル(約4000円)の食事で1000ドルのチップをつけたという。