体操界も再始動 内村航平が6月1日からNTCで練習再開
日本体操協会は30日、男子個人総合五輪2連覇王者の内村航平(31)=リンガーハット=が6月1日から、五輪競技の強化拠点である味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で練習を再開すると発表した。
NTCは新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により、一時閉鎖状態となったが、宣言解除となり、27日から利用再開が始まった。日本協会は日本オリンピック委員会(JOC)と、同施設を管轄する日本スポーツ振興センター(JSC)に感染予防のガイドラインと活動計画を提出し、承認された。内村は16年12月のプロ転向以降、NTCを練習拠点としてきた。
体操女子や隣接する国立スポーツ科学センター(JISS)を拠点とする新体操、トランポリンについても利用再開の準備を進めている。