八村塁「バスケなんかやる気なかった」中学時代、始めたきっかけはアイスクリーム!?
きっかけはアイスクリーム?フジテレビ系「ジャンクスポーツ」で31日、NBAウィザーズの八村塁と女子テニスの大坂なおみの同学年スペシャルを放送。八村の恩師と先輩、さらに本人による富山市立奥田中時代のバスケットとの出会いが語られた。
入学時から各運動部が八村を狙っていたという。バスケット部の坂本穣治コーチは部員に勧誘するように伝えたが、「野球部にも入っていない陸上部にも入っていない。じゃあどこにいる?ゲームセンターって聞いたから、そりゃまずいだろうと」と明かした。
八村入学時の3年生で主将を務めていた馬場雄大(米テキサス・レジェンズ)と八村がインスタライブで当時を振り返った。
馬場「俺が3年生でお前が1年生の時は、ヤンキーにお前が引っ張られないように俺は頑張った」
八村「やってましたね…。勧誘されてただけです」
馬場「俺がお前をヤンキーから助けなかったらお前はNBA選手になれなかった」
八村「バスケなんか全然やる気なかったです。中学に入った時は。スポーツなんていいやって」
スポーツをする気がなかった八村少年をバスケット部に入部させたのは坂本コーチによる“奥の手”によるものだった。「あいつの欲しがるもの、なんでもいいから、アイスクリームでもごちそうして1回でもいいから連れてこい」。その結果「それで練習に参加した」と言う。
初心者でポジショニングさえ分からなかった八村に、坂本コーチは声をかけた。「膝を曲げて腰を落としたときの形がNBA選手っぽかったので。『お前はNBA選手になれるんじゃないか?』と」。目標をNBAに定めた。中2でダンクシュートができた姿を馬場は「規格外だった」と驚きだったことを明かす。成長を遂げて、夢を叶えた今。その原点はアイスクリームだった。