高橋大輔「新しいチャレンジはすごく楽しみ」アイスダンス転向を語る
フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪銅メダリストで、アイスダンスに転向した高橋大輔がカップルを組む村元哉中と31日、フジテレビ系「S-PARK」にリモート出演した。
村元は「予想外というか、予定より大幅にコロナの関係で違っちゃたけど、毎日が楽しくて新しい発見がたくさんあって、いまできることを頑張っています」
高橋は「想像していたより難しいと思っていたんですけど、実際に何カ月間かやってきてやることがたくさんありすぎて、まだまだ時間が欲しい感じです」とそれぞれ現在の心境を話した。
2人は米国を拠点に練習していたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、帰国している。宮里藍さんからコンビネーションを生かすトレーニングを問われ、高橋は「(帰国して)コーチもいなくて2人でやっていかないといけないことがたくさんあったので、そこで会話をすることができて、どんどん信頼関係が作れて、分からないことを解決して次に進めるようになったので、大変だったんですけど、僕たちにとってはこの時期は貴重な経験ができたと思います」とプラスに捉えた。
アイスダンスとシングルとはスケート靴も違い、当初は困惑したという高橋。「新しいことにチャレンジできるのはすごく楽しみ」と話し、アイスダンスの魅力を「ずっとシングルでやってきて1人で表現してたんですけど、2人でしか表現できない楽曲だったり世界観を作り上げられるところ」と目を輝かせた。パートナーを持ち上げるリフトについては「めちゃくちゃ大変ですね。簡単そうに見えていたんですけど、想像以上に難しいです」と苦笑いした。
最大目標は2022年北京五輪。村元は「先が見えない不安もあるんですが、まずは全日本選手権を目標に1日1日を大切にして目標に向かって大ちゃんと一緒に頑張りたいと思います」と抱負を語った。