桐生祥秀、大迫傑、寺田明日香が総体中止の高校生のためにプロジェクト発足
陸上の男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)、マラソン男子日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香(パソナグループ)が3日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で高校総体(インターハイ)が中止となった高校生に向けた「日本生命 高校陸上ウィズ・アスリーツ・プロジェクト」を発足させることを発表した。12日にスポーツナビのライブ配信でオンラインイベントを行う。
これまで経験したことのない状況に向き合う高校生たちのために、モチベーション向上や競技に取り組むきっかけ作りを支援するという。大迫は「これから新しい取り組みやチャレンジの必要性が問われる世の中で、彼らのその一歩を踏み出すキッカケになりたいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました」、桐生は「今の高校生に対してどのような言葉をかけられるか、また高校生とともにどのような行動ができるかを、この仲間たちと一緒に考えていきたいと思い、本プロジェクトを発足しました」、寺田は「私が高校生の時にたくさんの方々に支えていただいた分、今度はこのプロジェクトを通じて、高校生の皆さんに再び自信や目標を見つけるキッカケを、このメンバーとともに創れたらと思います」と、コメントを寄せた。